英文メールを書く

英文メールを書くときには、日本語でメールを書くのとは違うやり方でやるのが正解です。たとえば、タイトルのつけかた一つとっても、違います。日本語の場合、どうしても回りくどい書き方をしてしまいがちです。なので、メールが来て、開いてみないと、何のためのメールか分からなかったりします。「お久しぶりです」とタイトルに入れて、メールを開けて読んで初めて、仕事の依頼だと分かったり。でも、英文メールを書くときには、タイトルでまず、目的をバーンと書いてしまいましょう。そうでないと、外国人の人は、「どうせ必要ないメールなんだろう」と思われて、永遠に放置されてしまうおそれありです。

本文も、単刀直入が求められます。まわりくどい文章は不要です。まず、用件を先に書いてしまいましょう。お断りのメールを書くときに、「恐縮ですが云々」「遺憾ですが云々」というのを延々とやるのはNGです。

英文メールを書くとき、最初は戸惑うものです。日本語とはかなり文化が違うので、最初はどうやって書けばいいのか分からないものでしょう。しかし、書き続けていれば、だんだんとコツがつかめてきます。最初のうちは、できるなら、英語が分かる人に見てもらってから送るなど、下準備をするようにできればベストです。

基本的なことですが、英文メールでは、「お世話になっております。○○(メールの差出人)です。」とは書きません。差出人の名前は、文章の一番最後に、1行開けて書きます。